Sarah Vaughan W/ Clifford Brown



Sarah Vaughan W/ Clifford Brown
Sarah Vaughan W/ Clifford Brown

商品カテゴリー:インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:Lullaby of Birdland, April in Paris, He's My Guy, Jim, You're Not the Kind, Embraceable You, I'm Glad There Is You, September Song, It's Crazy, Lullaby of Birdland [Partial Alternative Take],
セールスランク:58156 位
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1924年3月27日、ニュージャージー州ニューアークに生まれたサラは、18歳の時にアポロ劇場のアマチュア・コンテストに出場して優勝。それをきっかけにプロ歌手への道を歩みはじめた。名作は無数にあるが、本作はクリフォード・ブラウンとの顔合わせがなんといっても最大の焦点。ダイナ・ワシントンの『ダイナ・ワシントン・ウィズ・クリフォード・ブラウン』、ヘレン・メリルの『Helen Merrill & Clifford Brown』、そして本作とエマーシーにはクリフォードの参加したヴォーカル・アルバムが3枚あるが、どれも素晴らしい。
これは54年録音で、ほかにハービー・マン、ポール・クイニシェットも参加している。<1>はジョージ・シアリングの代表曲だが、ここではアーニー・ウィルキンスのアレンジがしゃれていて、サラのスキャットも絶好調。ホーン・セクションを外した編成で歌っている<6>の絶妙な歌声にも魅了される。<9>はナット・キング・コールが50年代はじめに歌ったノベェルティ調の曲で、こういう曲を歌ってもサラはやはりうまい。オープンでバリバリと吹きまくるクリフォード・ブラウンのエネルギッシュなソロもたっぷりと堪能できる。(市川正二)



「バードランドの子守歌」だけではない。他のバラードもよい!

1954年12月18日録音。サラ・ヴォーン(ボーカル),クリフォード・ブラウン(トランペット),ハービー・マン(フルート),ポール・クイニシェット(テナーサックス),ジミー・ジョーンズ(ピアノ),ジョー・ベンジャミン(ベース),ロイ・ヘインズ(ドラムス)。

白人歌手では可愛すぎる(別にいいけど),エラでは明るすぎる(嫌いじゃないけど),ダイナでは濃すぎる(好きだけど),ビリーでは特別すぎる(大大大好きだけど),カーメンは声が好きになれない(ごめんなさい)。だからサラが好きだ。特にバラード。サラはやや低めの声で,しっかりと,じっくりと歌う込む。抜群に巧く,それが(ぎりぎり)嫌みにならない。1度聴いて思わず感動,2度聴いてその表現に納得なのだ。本作はそんな彼女の最高傑作の1つ。

本作での楽しみはサラの歌だけではない。バックがいいのだ。しかも歌もののアルバムにしてはソロがまずまず長めで,彼らのプレイを堪能できる。特にクリフォードは短くても長くても破綻のない抑制されたソロを聴かせる。歌への絡みだって巧い。やっぱり流石だね,というところ。でも本作のバックの中で私が一番好きなのはポール・クイニシェット。レスター・ヤング譲りの優しさ溢れる音,滑らかなノリ,フレージング。レスターに及ばないとはいえ,これだけ吹いてくれればありがたいではないですか!

ハイライトは@ACG。@「バードランドの子守歌」は,まず,印象的なイントロが曲のクールな雰囲気をセット。テーマのあと,ピアノ→ベース→ドラムスのソロという意表をつく展開から,サラのスキャットとホーン陣の掛け合いへ・・・。歌もアレンジも最高。A「パリの4月」は特にジミー・ジョーンズのソロが美しい。C「ジム」はしっとりしたバラードで,語りかけるようなサラの歌が素晴らしい。最初と最後のアレンジもこの上なく美しく(誰なんだろうアレンジャーは?),クリフォードのダブルテンポのソロもいい。G「セプテンバー・ソング」では,クリフォードのソロが終わった直後の入り方からラストまで,サラの感動的な歌唱に思わず溜息がでる。

10点中9点。
ジャズ初心者にお勧め!

初めて買ったサラ・ヴォーンのCDがこれです。
1曲目がサントリーのCMで使われていたのを知り、早速購入してみました。他の曲もすばらしいです。このCDをBGMに料理をするのが、最近のお気に入りです!
不朽の名盤

不朽の名盤と言われるレコード(CD)は数限りなくある。けれど、これほどその名にふさわしい名盤はないと思う。何十年聴いていても飽きない。いつも聞き惚れる。

実は、私はサラ・ヴォーンが好きではない。これ以外では・・・。しかし、クリフォード・ブラウンと競演する、サラのこの可愛らしさは何だろう。説得力のある歌唱力は、右に出る者のないサラだけれど、それだけに、傲慢さのようなものを感じてしまうこともあるのだが、このサラは、ブラウニーの才能の前で謙虚に初々しくなったように思えるほどだ。すべての曲が素晴らしいのだが、私は、Jimが好き。
ジャズ・ボーカルの歴史的名盤

このレコードに行き着く前に、ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンの共演盤があり、非常に感銘を受けた。ヘレンは「ニューヨークのため息」と呼ばれたハスキー・ボイスで一世を風靡したが、サラはどうだったんだろう。「エラ・サラ・カーメン」がジャズ・ボーカル御三家と呼ばれ、それぞれ個性を発揮していたころの話であまりにも古い話だが。もちろん私はその当時生まれてない(?)。このレコードが歴史的名盤に値するのは当然だが、現在の感覚でこのレコードを聴いたとき、あまりにも古すぎると感じるのは私だけだろうか。ジャズは現代を生きる音楽であるはずなので、1点の減点とした。



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